報告 No.17 2011年4月〜2012年3月

 2011年3月末にトイレ棟が完成し、4月1日から使用が可能になりました。
No.16 で報告しましたように不可能と思われた施設が、紆余曲折はありましたが市の勇断で建設されました。このHPでも公開していますが、高額な建設費が掛かっていて、当然ながら税金で賄われている訳ですから、批判や苦情があるのではないかと思っていたのですが、現在までのところ、そういう声は私たちには聞こえて来ません。私たちは公園(カーボン山)を整備するにあたり、当初から過剰に整備しないよう市に働きかけて来ました。過剰な柵や擁壁は可能な限り作らず、その代り必要な住民が憩える場所をとお願いして出来たのが、トイレ棟に併設した休憩スペースでした。

 課題となっていた開閉については、市が警備会社に委託し、毎朝8時に開き、3月〜10月は午後6時に、11月〜2月は午後5時に閉めることになりました。清掃については、市が委託した清掃会社が、火、木を除く朝9時頃にやって来ます。ただ、それだけでは清潔さを保てないので、愛護会で毎朝、トイレやトイレ棟周辺の清掃 、花壇の水遣りをします。春の桜まつり、秋の感謝祭の他に、7月にはジャズコンサート、12月にはクリスマスマーケットを開催しました。時系列で主なイベントを報告します。

◇項目選択

 ●トイレ棟オープン記念セレモニーを開催
 ●桜まつりを開催
 ●ジャズコンサートを開催
 ●感謝祭の開催
 ●クリスマスマーケットの開催
 

●トイレ棟オープン記念セレモニーを開催
 4月2日(土)11時からオープン記念セレモニーを行いました。市から環境創造局公園緑地整備課、北部公園緑地事務所、建築局の関係者、港北選出の市議会議員、周辺自治会の役員が出席されました。いつもお祭りに出て頂いている菊名子ども囃子と菊名保育園の園児たちにも来て頂き、仙台しだれ桜の苗木を記念植樹しました。その後、子ども囃子の獅子舞、園児たちには遊戯と歌を披露してもらいました。

<◇項目選択>

●桜まつりを開催
 4月17日(日)恒例の「カーボン山桜まつり」を開催しました。桜の開花が遅くあいにく満開ではなかったのですが、お天気に恵まれ盛況でした。「餅つき」を是非やりたいということで、横溝屋敷で活動しているNPO団体に協力してもらい、臼や杵などの用具一式を借り、また指導にも来て頂いて、子どもたちに搗いてもらって大盛況でした。3月11日に起きた東日本大震災のために義援金の寄付を呼びかけて、会からの寄付も加えて日本赤十字社に20,000円を送りました。

<◇項目選択>

●ジャズコンサートを開催
 7月23日(土)午後5:45から初めての「カーボン山フォレストジャズライブ」を開催しました。ベース、ピアノ、テナーサックスの小山尚希トリオが演奏してくれましたが、約500人ほどの観客が集まり大盛況でした。場所に限りがありますので、テーブルと椅子は40人を先着順としましたが、時間前には満員となり周りをぐるっと囲んだり、それぞれに折り畳みの椅子などを持ち込むグループなどもいて、楽しんで頂けたのではないかと思います。会ではワイン、ビールや枝豆、ソーセージ、ポテトなどの料理を提供しました。ビール追加購入するなどスタッフはあわただしさに追われました。先立つ6月26日にはPA機器のテストや飲み物、料理などの試食をする無料のプレイベントを催したのですが、想定した以上の盛況さに驚くと同時に、こうしたイベントが地域の皆さんに喜んでいただけると確信した次第です。

<◇項目選択>

●感謝祭の開催
11月27日(日)には恒例の「カーボン山感謝祭」を開催しました。秋のお祭りは焼き芋が目玉ですが、今年は原発事故による放射線や放射性物質の心配を懸念する方がいましたので、検査機関で測定しもらうことにし、仮に数値が高い場合は中止しようと考えました。厳密に言えば燃やす落ち葉を測定するべきですがそれは不可能ですので、燃やすであろう落ち葉と小枝を2週間前に採取して検査機関に送り測定したところ、放射性セシウムの厚労省規制値が1Kg500ベクレルのところ、199ベクレルという数値が出ました。基準以下でしたのでこの数値を掲示したうえで、焼き芋と子どもが落ち葉に飛び込むわんぱく遊びを実施しました。しかし今年は全体的に人出が少なかったうえに、放射能の影響があり焼き芋も売れ行きは減少しました。

<◇項目選択>

●クリスマスマーケットの開催
12月17日(土)の夕方から初めての「フォレストクリスマスマーケット」を開催しました。ドイツなどで行われているクリスマスオーナメントで、クリスマスカードや彫金、木工品などアーティストが作ったクリスマス用品を販売したり、飲食を楽しんでクリスマスを祝うというものです。8人ほどのアーティストに出店して頂き、リースづくりのワークショップも開きました。毎年10月に小机市民の森で開く「竹灯篭まつり」で使用した「竹」を100本譲り受けて、蝋燭で「竹灯篭」を点火しライトアップしました。このイベントも新しい試みでしたが、皆さんに楽しんで頂けたのではないかと思います。

 

トイレ棟が出来てから1年が経ち、4回の大きなイベントを含め、私たちの活動もますます拡がって来ています。活動が拡がれば資金面人材面の課題が生じて来ます。最近では中心メンバーが定期的に集まり運営について話し合って進めています。関心のある方は是非、ご一緒にやりませんかと呼び掛けています。事務局へ是非ご連絡頂ければ幸いです。

 

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(文責・清水)

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