6. 報告 No.7

日時 2001年8月30日
場所 横浜市役所、神奈川県庁舎
参加者 清水(2)、大沢、杉田、金澤(2)、奥平、磯部、玉城、門井、野口、
与那原、木内
  1. 午前中に、大沢、杉田、玉城、門井さんが、市債と県債についての話を市、県に聞き
    にいく。
    市債・・ 総務省に届け出をする。今年度は900億すでに用途が決定。特別ワクがあるが、「公園の整備」等なら可能性があるが、「買取り」に市債をあてるのは困難。
    県債・・
    県債は、事業でないと割り当てがない。公園整備事業は、緑政局の仕事であるが、県は、5ha以上が対象。市は5ha未満。いずれも、金利なしでも、と市民からの申し出があっても、この財政難の折、問題が多く、不可能。
  2. ナショナルトラスト運動」で、基金が100億あるけれど、金利が低いために平成9
    年以降動いていないし、補助程度のお金しか出ない。(清水さんより)
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  3. 13:30 市長室にて、署名(11,493人分)を総務部秘書課長の富岡氏に渡す。関係
    局と連絡をとり、回答をするとの事。市長との話合いをもちたいとの要望にたいして
    は無視。
  4. 14:00〜15:00  緑政局との面談
    緑政局出席者 緑政課 広瀬課長 松本課長
          公園課 山田課長 清水

    清水さんより:
    市長に署名を渡してきたことを報告。続いて「要望書」の読み上げ。
    趣旨説明。「港北小学校のカーボン山での野外学習資料」を渡す。
    奥平さんより:
    「カーボン山は公園というより、50年かかってできあがった森。この貴重な緑の財産は、一度なくしてしまったら、再生不可能。その意味を理解して欲しい」
    山田課長より:
    3月に地主の加藤氏より、「公有地の拡大に関する法律」に基づく届け出があった。その時、関係各所からの購入要望もなく(注1)、公園としての優先順位も低く(注2)、かつ、財政難によりここ数年実際上、新規買い上げの予算もない(注3)ことから、お断りした。これは、法律に基づく形式上だったため、書類上の審査となり、現地は見に行ってっていない。その後清水さんたちが緑政局に来られたので、現地を見に行った。

    (注1)
    一応コミュニティセンター、福祉施設、図書館等の設置希望を企画局を通じて各局に打診。

    (注2)
    1haを超えるものを近隣公園。1ha以下のものを街区公園という(昔の児童公園)公園は、小学校の校区の範囲でみていくが、港北小学校地域には、近隣公園が2つ(菊名池公園と、松見見晴らし公園)、街区公園が8つ。菊名小学校地域には、近隣公園はない。街区公園は10ヶ所。カーボン山は、広さからいって、この基準だと近隣公園にあたる。街区公園とは、主として、マンション建設の際の提供公園をいう。(提供公園は、公園としての役割をもっていない・・との会からの反論あり)

    (注3)
    市では、公園用地として買い上げた土地が余っているので平成12年に新たな土地の購入は禁止された。例外は、国有地(30%は無償のため)と寄付によってのみ新規の土地が増えている。

    広瀬課長より・・
    「緑地保全」は、土地所有者の協力を得て、市と賃貸契約をするもの。この時は、公園として人工的な整備をしないで、「市民の森」として散策などで利用。この場合は、「横浜市に利用公開していて、それに支障がでている場合には、横浜市として、購入するケースもある」
    会より・・・
    「横浜市には、とても立派な緑地条例があるが、これは、尊守されないのか?このままでいくと、鶴見川以北は、大倉山と、獅子ヶ谷しか緑地は残らないということになるが・・」「代替案として、老朽化した老人センターと菊名保育園をカーボン山に移し、緑のなかで の社会福祉を目指し、大京には、綱島街道沿いにマンションを建設してもらってはどうか?」
    山田課長より・・
    これだけの署名があるということを重く受け止めて、市民に親しまれている森としてのカーボン山を、緑政局から各局に打診してみる。
    代替案に対しては、企画局の土地調整課に打診する。
  5. 15:30〜  神奈川県 都市整備公団課
       県より 秋山課長、多賀谷課長代理
    清水さんより岡崎県知事あての署名を渡し、「要望書」を読みあげる。趣旨説明。

    秋山課長より・・・
     神奈川県と横浜市は行政の役割分担があり、このような地域の緑に関しては、県民全体に かかわらないので県の守備範囲ではない。予算も限られている。横浜市と、川崎市に関し ては、県はほとんど関与しない。
    緑地保全補助金が国からでる。
    署名もあることだし、上司に伝える。回答を約束する。

    16:25〜 市役所紀記者会見室
       出席新聞社 読売新聞社 中島記者
           時事通信社 丁畑記者
           神奈川新聞社 鈴木記者
    清水さんより「要望書」を渡し、趣旨説明。
    記者の方々より、本日の市、県の対応と回答についての質問。
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次回は9月24日10時よりコミュニティーハウスにおいて集会
                                 (文責 野口)

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